ばね指

おくむら整骨院

2012年08月16日 20:36

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

都島区のおくむら整骨院です。

今日は、『ばね指』 について書きました。



指には指の関節を曲げたり伸ばしたりする腱というものがついています。
そのうち指を曲げる腱を屈筋腱といい、親指(母指)に1本、人差指から小指にそれぞれ2本の計9本あります。
その屈筋腱には指を曲げる時に腱が浮き上がらないようにする組織があり、それを靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼びます。

この屈筋腱と靭帯性腱鞘との間に炎症(腱鞘炎〈けんしょうえん〉が起こった状態)が起こると刺激のために腱が厚く硬くなったり、
腱鞘が厚くなって、結果として腱の動きが悪くなります。
これを無理して動かそうとするとバネ現象が起こります。
これをバネ指と呼びます。

原因として手の酷使でも発生しますが、主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多い疾患です。
そして関節リウマチでも発生します。小児にも多く発生しますが、これは原因として先天性で靭帯性腱鞘の入り口で長母指屈筋腱が
こぶのように大きくなってバネ現象が引き起こされると考えられています。

先日、来院されたAさん。
病院にて手術を勧められるが、手術は嫌なので我慢しながら生活を
おくられていたそうです。

友達から当院を紹介されダメもとで来院されたそうです。
治療をしているうちに『感覚がいつもと違う・・』と感じたみたいです。

今、3回目の治療を終えましたがかなりの改善で本人さんは
大喜びでした。そのお顔を拝見し僕も大喜び

良かったですね

ばね指でお困りの方は是非一度お試しください。

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